(映画)ザ・レイド(感想)

 

ザ・レイド Blu-ray

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 兄貴が観たいと借りてきた。

ストーリーは主人公含む特殊部隊が、ギャング逮捕の為にその本拠地のビルに乗り込んでいくという話。

この映画のウリはシラットという武術で、喧嘩稼業が好きな兄としては見逃せなかったらしい。

 

序盤は僕が嫌いな銃撃戦ばっかりで退屈だったのだが、

途中からは一転して軍隊格闘に切り替わっていく。それが僕を魅了した。

特殊部隊の見事な連携プレイや機転を利かせた状況の打開策。

何より主人公の圧倒的な強さに見入ってしまった。大量のギャングをまるで無双ゲームのようになぎ倒していくのは正に圧巻。

アクションは派手なのにカメラが観やすいのも好印象だ。

 

特にこの映画を盛り上げるのが敵であるギャングのボスの右腕(笑)だ。

とにかく滅茶苦茶強かった。

最後はコイツに主人公&兄貴で立ち向かうのだが、それまでギャング相手に無双していた主人公を、2対1なのに圧倒するのだ。とにかくタフな奴だった。

どんなに二人が華麗な連携を見せようと、全て跳ね除けて攻撃してくる。どうしたらこいつに勝てるんだよと、観てるこっちが絶望していく。

そしてその強さに惚れていく。

2人の攻撃を喰らいながらも戦い続けるその様(しかも優勢)は、まるで主人公はこいつなんじゃないかと錯覚してしまう程凄まじい。

 

とにかく素晴らしいの一言。大満足な映画だった。